べーるだより

6月の開館スケジュール

2026年06月03日(水)

6月。少しずつ梅雨の時期が近づいていますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
館主は気圧変化に弱く昨日今日は気圧の低下でぐったり低空飛行です。

今月の開館スケジュールは下記になります。
遅くなってしまってすみません。
——————–
<6月の開館スケジュール>
・6/10(水) 19:00-22:30
・6/24(水) 19:00-22:30
(6/3(水), 6/17(水)は休館いたします。)
———————

52CF03F3-8FC3-4F02-810B-A9DFA1ED87E5 (2)

「世界でいちばん素敵な 雲の教室」 荒木健太郎

最近は仕事の移動の合間に千里浜に寄って水平線をぼーっと眺めることにハマっています。
子どもの頃からずっと水平線というものが大好きでした。

空と海のくっついた線。
絶対に交わらないはずのものがくっついてる。
すごく自然なはずなのにすごく不思議。
ずーっとぼーっと見ていられる。

水平線は好きだけどこれまではそんなに頻繁に見ることはなくて。
仕事しているとしょっちゅう海に行くヒマなんてないし。
でも最近は能登方面の仕事の日に仕事前に時間が取れることが多くて。
ふと千里浜に寄ってから仕事に行こうと思ったのがきっかけ。

前回モモを読んで”豊かさとは”みたいな問いが頭にあったのかも。

仕事前に一服ならぬイチぼー。

とても豊かな時間。

毎週くらいの勢いで千里浜でぼーっとしていてふと、雲っていろんな形があるなと思って。
当たり前のことだけど、同じ場所に通っていて気づけた発見。

晴れている日の空はもちろん良い。
透き通るような青空に綿あめのような雲。
それもすごく素敵。
でも雲の形を追いかけていると曇りの日の空もけっこう面白いかもと思えてくる。

ふと、本棚の数年前に買った本が目に入る。
さらっとだけ読んでそのままになっていた本。
ただ読むよりも空を眺めるようになってから読む方が何倍も面白い。
すぐ読まない本でも本棚に置いておくとこういう出会いがあって面白い。

ぱらぱらめくっていて「ベール雲」という雲があると知る。
積乱雲が発達しやすい夏に現れるらしい。
べーるつながり。
きっと見に行こう。
夏が楽しみ。

5月の開館スケジュール

2026年05月06日(水)

5月。過ごしやすい日が続きますね。
GWは皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
開館日を出すのが遅くなってしまいました。
今月は前半をお休みして後半で開館しようと思います。
——————————
<5月の開館スケジュール>
・5/20(水) 19:00-22:30
・5/27(水) 19:00-22:30
(5/6(水), 5/13(水)は休館いたします。)
——————————-

C1DF360F-15BF-4ABF-8BE2-7D8BF755E087_1_102_o

「モモ」ミヒャエル・エンデ作
時間とは?豊かさとは?そういうこと考えさせてくれる本。児童文学作品なのに大人でもものすごく考えさせられる。1970年代の作品なのにまるで今の時代のこと書いているかのよう。

5月に入り、仕事も落ち着き、今年のGWは予定を入れずに、ゆっくりまったり。
久しぶりにモモを引っ張り出してきて、コーヒー片手にゆっくり読書。

仕事にしろ、遊びにしろ、一度にいろんなことをしようとすると、いつだって忙しくなってしまう。
でも、ゆったりとした時間の使い方をしようとすると、一度にできることの数は減ってしまう。

1日の予定、1週間の予定、1ヶ月の予定。
楽しい予定を可能な限り詰め込んだら、それはきっといつだって楽しい。
でも、予定が詰まっていることが”豊か”かと言われたら、それもまた違うと思う。
何もせず、ぼーっとしながら、春の風を感じることも、とても豊かで贅沢な時間の使い方。

忙しくしたい時もあるし、ゆっくりしたい時もある。
人間ってわがままですね。

時期によっても、年齢によっても、置かれた環境によっても、自分にとっての”ちょうど良い”はころころ変わるのだろうけど。
時には立ち止まって、自分にとっての”ちょうど良い”がどこにあるのかを探してみる。

立ち止まろうと思った時、モモから学べることはたくさんあるなといつも感じる。

鳥のさえずり。虫の羽音。
どこかの家から聞こえてくる掃除機の音。
庭に入りたそうにこちらの様子を伺う白黒模様の野良猫。
少しだけ開けた窓の隙間から勝手に入ってくる春の風。

自分にとっての豊かさとはなんだろう。

そんなことを思いながら、静かな時間を噛み締めた、そんなGWでした。

4月の開館スケジュール

2026年04月01日(水)

あっという間に3月も終わりもう4月。
気温も暖かくなり桜もところどころ咲き始め春の訪れをひしひしと感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

年度末から年度初めにかけては仕事が山盛りてんこ盛り。日々仕事に忙殺されてもう何がなんだか頭の中はa happy new year.
どうも館主です。
仕事に向かう車の中から横目でチラッとだけ春を感じています。

4月の開館スケジュールです。今月はたくさん開館します。
————————————————————
<4月の開館スケジュール>
・4/8(水) 19:00-22:30
・4/15(水) 19:00-22:30
・4/22(水) 19:00-22:30
・4/29(水) 19:00-22:30
(4/1(水)は休館いたします。)
————————————————————-

36D48ADA-FE62-4527-964B-8AC936259F26

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった

川端康成「雪国」の冒頭の一文。

高校生の頃大学受験で初めて上越新幹線に乗り、東京方面から越後湯沢に向かっていたときにこの小説の冒頭のシーンを体験。
当時はこの小説をちゃんと読んだことがなく、内容も知らず、どこが舞台なのかも知らず、でも「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の一文だけは頭の中にあり、この一文がこんなにしっくりくる場所が実際にあるんだなぁと感動。トンネルを一つくぐっただけで辺り一面白銀の別世界。大学受験という人生の岐路のタイミングだったのもあり、新たな世界の始まりにワクワクし、今でもその光景を鮮明に覚えています。

で、話は変わって。

自分は日々、複数の仕事を並行して行なっていて、住んでいる地域も年齢も属性も職業も全然違う方々と日々お仕事をご一緒させていただいています。
普段からそういう環境にいるのですが、ここ数年は特に新しい出会いや新しい経験をする機会に恵まれ、その度にいろいろな気づきや内面の変化を多く感じています。
仕事の内容や関わる人や環境が変わると、そこには毎回違うドラマがあって、その度に自分は違うお話の違う登場人物として関わらせていただいて。まるでいろいろ小説の世界を横断して生きているかのようなそんな感覚。

金沢で生活をしながら仕事を通じて日々海外旅行をしているかのようなカルチャーショックを感じることもあって。
でも、長い時間それに触れているとなんとなく馴染んでいく自分もあって。
でも、その時にはそのことには気がつかず、後から振り返ったら「あぁ自分が変わったのか」って気がついて。

この自分の変化に気がついた時の感覚が、自分の中で「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」の一文と不意に重なり、季節外れだけどこの本をチョイス。
(ちなみに小説の内容はあまり関係ありません。)

それに、今年は自分の周りでも就職や入学など新しい世界に飛び込んでいく人たちがたくさんいて。それが白銀の未知の世界に飛び込んでいく様子にも重なって良いなとも思ったり。
(みんなー。人生楽しめよー。)

さてさて、今年のべーるはどんな1年になるのかな。
また今年も楽しい1年になりそうな予感。

皆さまのご来館、お待ちしております。

3月の開館スケジュール

2026年03月04日(水)

.
春らしくなってきたと思っていたら
今日は1日あいにくの雨模様。
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
3月は下記の通り開館いたします。
————————-
・3/4(水) 19:00-22:30
・3/11(水) 19:00-22:30
・3/25(水) 19:00-22:30
(3/18(水)は休館いたします)
————————-

1E9D96A3-827F-47DD-BE78-894F6A43E5CA

静かな夜。
風もなく静かに聞こえる雨の音。
仕事から帰ってきて
なんか良い夜だなって思って
ふと萩原朔太郎に手がのびる。
.
月光の中を泳ぎいで
むらがるくらげを捉えんとす
手はからだをはなれてのびゆき
しきりに遠きにさしのべらる
もぐさにまつわり
月光の水にひたりて
わが身は玻璃のたぐひとなりはてしか
つめたくして透きとほるもの流れてやまざるに
たましひは凍えんとし
ふかみにしづみ
溺るるごとくなりて祈りあぐ。
かしこにここにむらがり
さ青にふるへつつ
くらげは月光の中を泳ぎいづ。
(萩原朔太郎詩集「月に吠える」より「月光と海月」)
.
この詩を読んでいたら雨の中を歩きたくなって
たまらず傘をさして夜のお散歩へ。
せっかくの満月はあいにくの雲に隠れていたけど
そのぶん街灯に照らされた雨の材木町が素敵に感じて
浅野川の川音と雨音のセッションを聞きながら
夜のお散歩が捗る。捗る。

たまには雨の夜も良いもんだ

2月の開館スケジュール

2026年02月04日(水)

年が明けたと思ったらあっという間の2月。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

1月後半は大雪でバタバタで、雪は溶けずに時間だけがあっという間に溶けていってしまいました。もうこの間のような大雪は勘弁ですね。
そんなことを言いながら、スノーボードが趣味の自分は「山にだけは大雪が降って欲しい!」なんてことも思ったり。人間ってわがままですね。
   
2月は下記の通り開館いたします。
 
<2月の開館スケジュール>
・2/11(水) 19:00-22:30
・2/25(水) 19:00-22:30
(2/4(水)、2/18(水)は休館いたします)

——————

5F13E85B-F940-4324-882B-5971E0E3B373_1_105_c

写真はチャットモンチーのドラマー高橋久美子さんの書いた「いい音がする文章」。
以下、本文より抜粋。
—————————
体を使うと否応なく個性が出る。打ち込みのドラムにはない不完全さは人にしか出せない味わいだ。文章も、手書きで書くと自分の音が出やすくなる気がする。あとで見たとき、その字面から書いたときの感情を思い出しやすいし、その言葉に辿り着いた思考の過程がわかる。特に歌詞を書くときは消しゴムを使わず、紙5枚ほどが鉛筆でぐしゃぐしゃになった頃が目安だ。やっとここでパソコンに書き写す。
~中略~
 数年前から私は、ふるさと愛媛で畑を始めた。~中略~ 鍬を地面に打ち付けるビート、よいしょ、こらしょと声が出る。鳥が変拍子で鳴く、風がごうごうと吹く、汗をかき、腰が痛くなり、天候に左右され、できた作物は私の作品となっていった。畑には畑の音があって、農には農のビートがある。季節ごとのそのリズムが文を書く上でも今の私に必要なものだと感じる。
 もし、あなたが、自分らしい文章を書けないなと思っているならば、自分のルーツになった場所の音を確かめに行くのもいいかもしれない。
—————————
 
仕事上の情報整理は基本パソコンを使いますが、感情をともなう文章や物事の整理、気持ちを込めた何かを考えるときには、パソコンではなく紙を何枚か用意して手書きしながら考えることも多く、高橋さんの言っていることにとても共感。
それに、いいアイデアが思いつくのも机に向かっている時よりも、川の音を聴きながら川沿いを散歩している時だったり、雪山でリフトに乗りながら山風を感じている時だったりします。
思えば、子どもの頃は川沿いに暮らしていたし、小学生の頃は5年間スキーを習っていてリフトにもよく乗っていました。
今も川の近くに暮らしながら雪が降れば心弾ませながらスキー場に車を走らせています。
 
まったく意識していなかったけど、無意識に自分のルーツとなった場所の音に心惹かれているのかもなぁ。

1月の開館スケジュール

2026年01月07日(水)

明けましておめでとうございます。
今年もマイペースでやってまいります。
よろしくお願いします🙇‍♂️

雪も降りだいぶ冬らしくなってまいりましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
連休明けには大雪の予報も出ていますのでみなさまお気をつけくださいませ。
.
1月は今月は下記の通り開館いたします。
.
<1月の開館スケジュール>
・1/21(水) 19:00-22:30
・1/28(水) 19:00-22:30
(1/7(水)、1/14(水)は休館いたします)
.

4B40FE0E-502C-48E5-9831-EBF94FB59B4C (3)

.
この年末年始は数日間スマホの電源を切りパソコンにも触らず哲学に浸ってみました。
写真は哲学好きのコーヒー豆屋の友人に紹介された本、「西田幾多郎と双面性」。

今まで西田幾多郎に関する本を読んだことがなかったので、初めましての西田さん。
西田幾多郎の文章に対しての解釈や、西田哲学に影響を与えた仏教知識や西洋哲学などがまとまっていて、初めて読む自分にはちょうどよい本でした(内容はなかなか難しかったですが)。
哲学とは全然関係ないですが、西田幾多郎と鈴木大拙のマブダチっぷりが非常に新鮮でした。
二人は同い年なんですね。同級生で有名な哲学者とはすごい。

コーヒーを飲みながら時間も忘れて読書に没頭。
良い年末年始でした。

12月の開館スケジュール

2025年12月03日(水)

12月に入り一気に冬らしさを感じるようになりましたね。
グッと寒くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
12月は下記の通り開館いたします。
師走の言葉通り、都合がつかず今月は1日だけの開館となります。
. 
<12月の開館スケジュール>
・12/17(水) 19:00-22:30
(12/3(水)、12/10(水)、12/24(水)、12/31(水)は休館いたします)
.
今夜から雪も降り始めるようですね。
みなさまお気をつけて生活なさってください。
.

CF33BD7C-0A7A-473A-9B6B-B3F550F2FC69_1_102_o

.
写真は伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」。
伊坂本の中でも館主の特にお気に入りの1冊です。
.
首相暗殺の犯人に仕立て上げられた青柳雅春。
指名手配犯として追われ、町中に設置されたセキュリティポッドに通信内容も監視され、誰も信用できない中、それでも必死に逃げ回る。
.
「思い出の場所って、カーナビで教えてくれるの?」
娘の問いかけに、確かに難しそうだね、と樋口晴子は微笑む。
.
鬼気迫る展開からの一転してのどかなワンシーン。
だけど、この”思い出の場所”が過去と現在を結ぶ結節点となり、危機を脱するカギとなる。
.
思い出の場所の記憶が、時代を超えて人と人とを結びつけたりする。
話の主軸とはちょっとズレるのだけど、伊坂さんは”つなげる”ことが上手な作家さんだなと色んな作品を読むたびに感じます。
.
“思い出の場所”って、場所そのものを指すのではなく、そこにあった”誰かとのつながり”を指すんじゃないかなって思うんですよね。
みなさんには”思い出の場所”ってありますか?

11月の開館スケジュール

2025年11月04日(火)

急に雨が降ったり寒くなったりで秋がもうどこかへ行ってしまったようですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

館主は気圧変化に弱い体質で、ここのところ体調が不安定な日が続いていましたが、今日は久しぶりに天気も良く気持ちスッキリな1日です♪

.

11月は下記の通り開館いたします。

.

<11月の開館スケジュール>

・11/12(水) 19:00-22:30

・11/19(水) 19:00-22:30

・11/26(水) 19:00-22:30

(11/5(水)は休館いたします)

.

330ACA79-F544-40CB-9D32-76A8CAB80094

.

写真はZARDのアルバム「軌跡」と「RequestMemorial」.

(当館はCDも置いています!)

中学時代、新品のCDをポンポン買うようなお金もなく、TSUTAYAでCDを借りてカセットテープに録音し、お年玉で買ったウォークマンで聴きながら、チャリンコで爆走していました。

—-

すりきれる程聴いたアルバムが

あの頃たった一人の友達だった

出会いと別れを繰り返し人は大人になる

アルバム収録曲の歌い出しの歌詞。

この歌詞が好きで、文字通りテープがすりきれる程聴きながら、なんとなくノスタルジックな気持ちに浸っていたような気がします(当時中1ですが笑)。

.

CD自体は大学生の時にバイト代で買ったもの。

いろんな思い出の詰まった、そんなCDです。

10月の開館スケジュール

2025年09月28日(日)

だいぶ過ごしやすくお散歩の気持ち良い季節になってきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
.
10月は下記の通り開館いたします。
.
<10月の開館スケジュール>
・10/8(水) 19:00-22:30
・10/15(水) 19:00-22:30
・10/29(水) 19:00-22:30
(10/1(水)、10/22(水)は休館いたします)
.

909882DF-9702-41FE-AA3F-DCD4D720F334_1_102_o
.
写真は「豊穣の海(三) 暁の寺(三島由紀夫)」
先日、タイ旅行に向かう飛行機の道中で読んだ本です(まだ読みきれていませんが)。
タイのバンコクが舞台で、ワットアルンという寺院がこの小説の”暁の寺”のモデルになったと言われています。
タイ旅行に行くにあたり、せっかくなら読書を通じて旅行がより面白いものになるようにと思いタイが舞台となっている小説を探しました。

.

「近づくにつれて、この塔は無数の赤絵青絵の支那皿を隈なくちりばめているのが知られた。いくつかの階層が欄干に区切られ、一層の欄干は茶、二層は緑、三層は紫紺であった。はめ込まれた数知れぬ皿は花をかたどり、あるいは黄の小皿を花心として、その周りに皿の花弁がひらいていた。あるいは薄紫の盃を伏せた花心に、錦手の皿の花弁を配したのが、空高くつづいていた。葉はことごとく瓦であった。そして頂きからは白象たちの花が四方に垂れていた。(豊饒の海(三)より抜粋)」

.

暁の寺についてものすごく細かく描写されており、実物はどんな感じなのだろうとワクワクしながらワットアルンを見に行くことができました。実際ものすごくよかったです!(語彙力皆無!三島と比べちゃダメですよ笑)

今の時代は大抵のものは写真や動画をネット上で見ることができるけれど、文字情報だけから実物を想像し旅行に臨むのというのもなかなか面白いものだなと感じました。
でも、写真が普及する前はそれが当たり前だったはずなんですよね。

そして旅行から帰ってきてから続きを読む。
小説の中に出てくるものにリアリティが感じられ、より深く本の中に入り込むことができる。

旅行と絡めた読書、読書と絡めた旅行。
読書の秋におすすめです!

9月の開館スケジュール

2025年09月09日(火)

日差しの痛い日が続いたかと思えば大雨が降ったりと、極端な日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋が待ち遠しいですね〜。いやほんとに。
.
遅くなりましたが今月は下記の通り開館いたします。
. 
・9/10(水) 19:00-22:30
・9/17(水) 19:00-22:30
(9/3(水)、9/24(水) は休館いたします)

.
写真は「コーヒーと小説(庄野 雄治 編)」。アアルトコーヒーの庄野さんがコーヒーに合う短編小説を集めたものです。
コロナ前にやっていたイベント「べーる読書会」でチョイス。本好きの方には怒られるかもしれませんが、本をバラして参加者みんなで読みたいものを読んでみるもの。仲良しのコーヒー豆屋さんの協力も得て、浅煎りやら深煎りやら中南米やらアフリカやらいろんな国・種類のコーヒーを用意してもらって、参加者それぞれが違うコーヒーを飲みながら違う小説を読む、なんてことをしてみました。
最後には読んだ小説の感想や飲んだコーヒーとの組み合わせがどうだったかとかそんな話をしながら談笑。良いイベントでした。
.
コロナ以降めっきり読書イベントを開けていませんが、どこかで復活させたいななども思ったり。
.
以下、「コーヒーと小説 はじめに」より抜粋
 自由なようでいて、小説を書くこと、読むことがこんなにも不自由な時代はないんじゃないか、と思うことがある。小説とは何なのかよくわからない時代、作家たちが情熱を傾けて作った物語の強靭さと、自由に小説という荒野を駆け回る様を味わって欲しいと思い、チャーミングな十編を選んだ。文豪と言われる人たちの作品が多いけれど、決して代表作でもないし、完成度や評価の高い作品ばかりではない。中には未完の作品や、習作まである。だけど、そのどれもがとても読みやすく、すこぶる面白い。それがこの本の唯一のテーマだ。『コーヒーと小説』というタイトルだけれど、小説の中には一切コーヒーは出てこない。
 コーヒーはいろんなものに寄り添えるところがいい。特に本との相性は抜群だ。コーヒーを飲みながら、一日一編をゆっくり読む。十日で読み終わる。豊かな時間だったな。そしてまた、時間をおいて何度も手に取る。本として長く愛でることの出来る、強度のある小説集が一冊あれば、それでいい。
.
FA6E29C3-7999-4891-8493-F6A1F0A193F2
.
F91DC340-51F3-4103-9BB1-ACD654FF12DC

©夜の図書館べーる